本会は、昭和25年7月、夫亡き後の一家の生計の維持、又は母の手一つで子を育てる困難の中で結成され、幾多の試練に堪えながらその時々の課題に取り組み、母子寡婦福祉の向上のため大きな役割を担ってまいりました。

  しかし、母子寡婦福祉の向上に係る課題は、子どもを取り巻く環境の変化、経済的な問題、仕事や育児、健康、精神面など多岐にわたっております。

  このような状況下の下で、本年度も、これまで築いてきた先輩の方々の努力の足跡をしっかり認識し、次のすべての会員の心のより所となれるように、また、すべての母子家庭の母と子が、そして寡婦が生き生きとした毎日を過ごすことが出来るよう積極的に各種の事業を展開します。

1.宮城県母子・父子福祉センターの管理運営
  (1)相談事業(火曜・土曜 休館)
     @一般相談・・・・・・ひとり親家庭の就業・子育て・日常生活の諸問題に関する相談
     A特別相談・・・・・・ひとり親家庭の特別相談
                 弁護士による法律相談。毎月第3木曜日の午前中、予約制

2.母子父子家庭等就業・自立支援センター事業
  (1)就業支援事業・・・・・ひとり親家庭の就業相談及び就業支援
  (2)就業後講習会の開催
     @就業・再就職・転職支援セミナーの開催
     A就業後講習会の開催
       ・マイクロソフトワード、エクセル講習
       ・介護職員初任者講習
  (3)就業情報提供事業

3.母子寡婦福祉情報の発信
 4.各地域団体の活動支援・・・県内各地域の母子寡婦福祉会などの活動支援